バスケの基本ルール完全ガイド【初心者向け徹底解説】
バスケを見始めたばかりで、「ルールがよくわからない」「なんで今笛が鳴ったの?」と混乱したことはない?
バスケは見た目以上にルールが細かくて、最初は理解するのが大変。でも、基本的なルールさえ押さえておけば、試合の流れがわかるようになるし、観戦がもっと楽しくなる。
この記事では、バスケの基本ルールを初心者にもわかりやすく徹底解説していく。試合時間、得点、ファウル、バイオレーションなど、観戦に必要な知識を全部まとめたから、ぜひ最後まで読んでほしい。
バスケの基本的な試合の流れ
まずは試合の大まかな流れから理解しよう。
チーム構成と試合の目的
バスケは5人対5人で戦うスポーツ。コートの両端にあるリング(バスケットゴール)にボールを入れて得点を競う。
試合終了時に得点が多いチームが勝ち。シンプルだけど、そこに至るまでのルールが複雑なんだ。
試合時間
試合時間はリーグや大会によって違う。
NBA:
- 1クォーター12分 × 4クォーター = 48分
FIBA(国際ルール・Bリーグ・日本代表):
- 1クォーター10分 × 4クォーター = 40分
日本の中学・高校:
- 1クォーター8分 × 4クォーター = 32分
前半(1Q・2Q)と後半(3Q・4Q)の間にハーフタイムがあり、各クォーター間には短い休憩がある。
同点の場合は**延長戦(オーバータイム)**になり、決着がつくまで5分間の延長を繰り返す。
得点の仕組み
バスケには3種類の得点方法がある。
1. フィールドゴール(2点)
スリーポイントラインの内側からシュートを決めると2点。
ゴール近くのレイアップやダンクも2点。どれだけ派手なダンクでも2点は2点だ。
2. スリーポイントシュート(3点)
スリーポイントラインの外側からシュートを決めると3点。
足がラインに触れていたら2点になるから、シュートを打つ位置が重要。現代バスケでは3ポイントシュートが勝敗を左右することが多い。
スリーポイントラインの距離:
- NBA:7.24m
- FIBA:6.75m
3. フリースロー(1点)
ファウルを受けた時に与えられる無人のシュート。1本決めると1点。
ファウルの種類によって1本、2本、または3本のフリースローが与えられる。
ボールの扱い方に関するルール
バスケには、ボールをどう扱うかについて厳格なルールがある。
ドリブル
ボールを持って移動する時は、床にバウンドさせながら進む必要がある。これをドリブルという。
ボールを持ったまま3歩以上歩くとトラベリングという反則になる。
ダブルドリブル
一度ドリブルを止めて両手でボールを持った後、再びドリブルするとダブルドリブルという反則。
ドリブルを止めたら、パスかシュートしか選択肢がない。
ピボット
ボールを持った状態で、片足(軸足)を固定したまま、もう片方の足で動くことをピボットという。
軸足さえ動かさなければ、何回転してもトラベリングにならない。
時間制限に関するルール
バスケには様々な時間制限がある。これを知らないと、なぜ反則になったのかわからない。
24秒ルール(ショットクロック)
攻撃側は、ボールを保持してから24秒以内にシュートを打たなければならない。
打たないと24秒バイオレーションとなり、相手ボールになる。このルールがあるから、バスケはテンポが速い。
【補足】日本の中学・高校は30秒ルール。
8秒ルール
攻撃側は、自陣(バックコート)でボールを持ってから8秒以内に相手陣(フロントコート)に運ばなければならない。
8秒を超えると8秒バイオレーションで相手ボールになる。
5秒ルール
以下の状況で5秒以内に行動しないと反則:
- ボールを持ったまま5秒以上動かない
- スローイン(サイドラインからボールを入れる)で5秒以内に投げ入れない
3秒ルール
攻撃側の選手が、ゴール下のペイントエリア(制限区域)内に連続で3秒以上留まってはいけない。
3秒を超えると3秒バイオレーションで相手ボールになる。ゴール下での居座りを防ぐためのルールだ。
ファウルに関するルール
ファウルはバスケで最も重要なルールの一つ。身体接触に関する反則全般を指す。
パーソナルファウル
相手選手に対する不正な身体接触。押す、叩く、引っ張る、ぶつかるなどが該当する。
ファウルされた側への処置:
- シュート動作中のファウル → フリースロー2本(3Pシュートなら3本)
- シュート動作中以外 → サイドラインからスローイン再開
ファウル数の制限:
- 1人の選手が5回ファウル(NBAは6回)するとファウルアウトで退場
チームファウル
各クォーターで、チーム全体のファウル数が一定回数を超えると、それ以降のファウルは全て相手にフリースローが与えられる。
FIBA・Bリーグ:
- 各クォーター4回目のチームファウルから、相手にフリースロー2本
NBA:
- 各クォーター5回目から(少し複雑)
これをボーナスシチュエーションという。
テクニカルファウル
身体接触以外のスポーツマンシップに反する行為。
例:
- 審判への暴言・抗議
- 相手への挑発行為
- ベンチエリアから不当に出る
- タイムアウトの不正使用
相手にフリースロー1本が与えられ、さらにボール保持権も相手に渡る。
アンスポーツマンライクファウル(悪質なファウル)
必要以上に激しい、危険なファウル。
例:
- 故意に強く叩く
- 後ろから押し倒す
- ボールではなく人を狙った接触
相手にフリースロー2本が与えられ、さらにボール保持権も相手に渡る。
【補足】NBAではフラグラントファウルと呼ばれる。
オフェンスファウル(チャージング)
攻撃側がディフェンスに突っ込んでファウルを取られること。
ディフェンスが先に守備位置を確立していれば、そこに突っ込んだ攻撃側のファウルになる。逆にディフェンスが遅れて入るとブロッキングファウル(守備側の反則)。
この判定は非常に難しく、NBAでも議論になることが多い。
バイオレーション(ファウル以外の反則)
ファウルは身体接触の反則だが、バイオレーションはそれ以外のルール違反全般。
トラベリング
ボールを持ったまま3歩以上歩く反則。バスケで最もよく見る反則の一つ。
例外:
- ピボット(軸足を固定した回転)は何回転してもOK
- ギャザーステップ(ドリブルを止める動作)は0歩とカウントされることがある
ダブルドリブル
一度ドリブルを止めた後、再びドリブルする反則。
アウトオブバウンズ
ボールまたは選手がコートの外に出ること。最後に触れたチームの相手ボールで再開。
バックコートバイオレーション
一度フロントコート(相手陣)に入ったボールを、再びバックコート(自陣)に戻す反則。
パスでもドリブルでも、ボールがハーフラインを越えて戻ると反則になる。
キックボール
故意に足でボールを蹴る反則。偶然当たった場合はセーフ。
ゴールテンディング
シュートされたボールが最高点を過ぎて落下中、またはリングの真上にある時に触ると反則。
ディフェンスがやると、相手に得点が認められる。オフェンスがやると、得点は無効。
試合の進行に関するルール
ジャンプボール
試合開始時や、両チームが同時にボールを掴んだ時などに行われる。
審判がボールを上に投げ、両チームの代表選手がジャンプしてボールを味方に弾く。
タイムアウト
各チームが試合中に取れる休憩時間。作戦を練り直したり、選手を休ませたりする。
回数と時間:
- NBA:各チーム7回、各75秒
- FIBA・Bリーグ:前半2回・後半3回、各60秒
選手交代
試合が止まっている時に、ベンチの選手と交代できる。回数制限はなく、何度でも交代可能。
ただし、一度退いた選手も再び出場できる(野球と違う)。
特殊なルール
オルタネイティングポゼション
ジャンプボール状況(両チームが同時にボールを掴むなど)が発生した時、交互にボール保持権を与えるルール。
矢印で次にどちらのチームがボールを持つか表示される。
インテンショナルファウル(わざとファウル)
試合終盤、負けているチームが時間を止めるために、わざと相手にファウルする戦術。
NBAでは「ハック・ア・シャック」という、フリースローが苦手な選手を狙ってファウルする戦術もある。
クリアパスファウル
速攻中の選手に対して、後ろから故意にファウルすると、通常より重い罰則が与えられる。
相手にフリースロー2本とボール保持権。
よくある疑問
なぜ審判が3人もいるの?
バスケは動きが速く、コート全体を見る必要があるから、3人の審判が異なる角度から見ている。
タイムアウト中に何してるの?
コーチが作戦ボードを使って次の攻撃・守備の指示を出している。選手は水分補給や休憩も。
なぜファウルをわざとするの?
試合終盤、負けているチームが時計を止めて逆転のチャンスを作るため。相手がフリースローを外せば、ボールを取り戻せる。
ブザービーターって何?
試合終了(または各クォーター終了)のブザーが鳴ると同時に決まるシュート。劇的な逆転シーンで見られる。
まとめ
バスケの基本ルールを解説してきた。最初は覚えることが多くて大変に感じるかもしれないけど、試合を見ているうちに自然に理解できるようになる。
特に重要なルールをおさらいしておこう:
**得点:**2点、3点、フリースロー1点 **時間制限:**24秒ルール、8秒ルール、3秒ルール **ファウル:**パーソナルファウル、テクニカルファウル、5回で退場 **バイオレーション:**トラベリング、ダブルドリブル、バックコート
これらを押さえておけば、NBA、Bリーグ、日本代表の試合が楽しめるはず。わからないプレーや用語が出てきたら、用語集の記事も参考にしてほしい。
ルールを理解して、バスケ観戦をもっと楽しもう!
