ピボットは、片方の足を軸足として床につけたまま、もう片方の足を動かして方向を変える技術です。ボールを守る、パスコースを作る、リングへ正面を向くなど、キャッチ後の多くの場面で使います。
初心者は回る速さより、「軸足がずれない」「バランスを崩さない」「動いたあとも周りを見る」の3つを優先しましょう。基本のフロントターンとリバースターンから練習します。
ピボットで覚える言葉
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 軸足(ピボットフット) | 床につけたまま回転の中心にする足 |
| フリーフット | 方向を変えるために動かす足 |
| フロントターン | 体の前側へ踏み出すように回る動き |
| リバースターン | 背中側へ引くように回る動き |
基本姿勢
- 足を肩幅程度に開いて止まる
- 膝を軽く曲げ、頭が大きく上下しないようにする
- 軸足の母指球付近を中心に、かかとを少し動かして向きを変える
- ボールを体の近くに置き、肘を振り回さない
- 回った先でもリング・味方・相手を見る
軸足の注意
試合ではキャッチやストップの仕方によって軸足の扱いが変わります。まずはコーチの指示やチームで使う止まり方に合わせ、軸足を決めたら練習中に入れ替えないことを徹底しましょう。
試合ではキャッチやストップの仕方によって軸足の扱いが変わります。まずはコーチの指示やチームで使う止まり方に合わせ、軸足を決めたら練習中に入れ替えないことを徹底しましょう。
フロントターンの練習
- トリプルスレットで構える
- 右足を軸足に決める
- 左足を体の前側へ90度動かす
- 胸とつま先を同じ方向へ向ける
- 元の位置へ戻り、5回繰り返す
左足を軸にした動きも同じ回数行います。最初は90度、慣れたら180度へ広げます。大きく踏み出しすぎず、次のドリブルやパスへ入れる足幅で止まりましょう。
リバースターンの練習
- 低い姿勢でボールを守る
- 軸足を決める
- フリーフットを背中側へ引く
- 回りながら相手がいる想定の方向からボールを遠ざける
- 回った先で顔を上げて止まる
リバースターンでは、背中側が見えにくくなります。いきなり大きく回らず、先に首を動かしてスペースを確認してから足を運ぶ練習にすると安全です。
1人でできる8分メニュー
| 時間 | メニュー | 回数・ポイント |
|---|---|---|
| 2分 | ボールなしフロントターン | 左右の軸足で各10回 |
| 2分 | ボールありフロントターン | 回った先でトリプルスレット |
| 2分 | リバースターン | 先に見る、低く回る |
| 2分 | キャッチ→ピボット→パス動作 | 壁の目印へ向けて各10回 |
実戦につなげる練習
リバウンドからアウトレットパス
ボールを頭上でキャッチした想定から、胸元へ引きつけ、リバースターンで外側を向いてパスします。ボールだけでなく、パスを出す相手を見るところまでを1回にします。
パスを受けてリングへ正面を向く
リングに対して横向きでパスを受け、フロントターンで正面を向きます。そのままシュートフェイク、1ドリブル、パスのいずれかへつなげます。
よくある失敗と直し方
| 失敗 | 直し方 |
|---|---|
| 軸足が少しずつ移動する | 床の線や小さな印の上に軸足を置く |
| 回ったあとにふらつく | 歩幅を小さくし、膝を曲げたまま止まる |
| ボールが体から離れる | 胸・腰の近くで相手から遠い側へ置く |
| 足元だけを見る | 回る前と回った後に正面の目印を見る |
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まとめ
ピボットは、派手ではありませんが、キャッチ後にボールを失わず次のプレーを選ぶための大切な基礎です。左右両方の軸足でフロントターンとリバースターンを練習し、最後は必ず顔を上げて止まるところまで習慣にしましょう。