Search Consoleを見ると、検索キーワード、表示回数、クリック数、CTR、平均掲載順位が分かります。ただ、数字を眺めるだけでは「どの記事を直すべきか」までは決まりません。
この記事では、Search Consoleで見つけた検索キーワードから、リライト候補を選ぶ考え方をまとめます。NINESのように技術記事を積み上げていくブログでは、新規記事を書くのと同じくらい、既存記事の改善が大切です。
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Search Consoleで見つけた検索キーワードからリライト候補を選ぶ方法
meta description
Search Consoleの検索キーワード、表示回数、CTR、平均掲載順位から、リライトすべき技術記事を選ぶ方法を実例付きで解説します。
まず見るべき指標
| 指標 | 見る理由 | 改善の方向 |
|---|---|---|
| 表示回数 | 検索結果に出ている量が分かる | 多いのにクリックが少なければタイトル改善 |
| CTR | 検索結果で選ばれているかが分かる | 低ければtitle、description、導入を見直す |
| 平均掲載順位 | 伸ばせる距離感が分かる | 4位から15位あたりは改善候補になりやすい |
| 検索キーワード | 読者の意図が分かる | 見出し、本文、内部リンクの不足を探す |
リライト候補にしやすいパターン
- 表示回数が多いのにCTRが低い記事
- 平均掲載順位が4位から15位あたりの記事
- 検索キーワードと記事タイトルが少しズレている記事
- 古い情報のままクリックされ続けている記事
- 関連する記事へ内部リンクを送れていない記事
Search Console APIで取るデータ
APIで扱う場合は、pageとqueryで集計すると「どのURLが、どの検索語句で表示されているか」を見られます。まずは直近28日や先月分で十分です。
{
"startDate": "2026-06-01",
"endDate": "2026-06-30",
"dimensions": ["page", "query"],
"rowLimit": 25000,
"startRow": 0
}優先度スコアを作る例
最初から完璧なスコアを作る必要はありません。表示回数、CTR、平均掲載順位を使って、リライト候補をざっくり並べ替えるだけでも十分に役立ちます。
function nines_rewrite_priority(array $row): int
{
$impressions = (int) ($row['impressions'] ?? 0);
$clicks = (int) ($row['clicks'] ?? 0);
$ctr = (float) ($row['ctr'] ?? 0);
$position = (float) ($row['position'] ?? 0);
$score = 0;
if ($impressions >= 1000 && $ctr < 0.02) {
$score += 4; // 表示はあるのにクリックされていない
}
if ($position >= 4 && $position <= 15) {
$score += 3; // 少し直すと伸びる可能性がある
}
if ($clicks >= 5) {
$score += 2; // すでに検索意図が合っている
}
if ($position > 30) {
$score -= 2; // まず別記事や新規記事を考える
}
return $score;
}スプレッドシートで管理する列
URL, Query, Impressions, Clicks, CTR, Position, Rewrite Action
/blog/example/, wordpress seo, 2400, 18, 0.0075, 8.4, titleと導入文を改善
/blog/example/, wordpress title, 870, 22, 0.0252, 5.9, 見出しに検索語を追加
/blog/example-2/, ga4 api wordpress, 410, 31, 0.0756, 3.2, 内部リンクを追加リライト時にやること
- 検索キーワードを見出しへ自然に反映する
- タイトルを読者の悩みに近づける
- 古いコードやスクリーンショットを更新する
- 関連する実装記事へ内部リンクを追加する
- 最後にSearch Consoleで2週間から4週間後の変化を見る
参考リンク
内部リンク案
- WordPressでSearch Console APIを使って検索順位を取得する方法
- Search Console APIで急上昇・急落キーワードを検出する方法
- 個人開発ブログで技術記事を資産にするための内部リンク設計
まとめ
Search Consoleは、ただ順位を見るための画面ではなく、次に直す記事を選ぶための材料になります。表示回数が多い、CTRが低い、4位から15位にいる、検索意図とタイトルがズレている。このあたりを優先すると、リライトの効果を出しやすくなります。